ロシア北方艦隊旗艦「ピョートル大帝」は大西洋に入った

 FLOT.comによると、3月30日に母港を出港したロシア北方艦隊旗艦「ピョートル大帝」は4月4日にジブラルタル海峡を通過して大西洋に躍り出たそうです。

 ピョートル大帝の旅路は遙か4000km。その一歩を踏み出しました。海峡通過時のピョートル大帝の速力は19ノット(時速約35キロメートル)。

 今後ピョートル大帝はインド洋で黒海艦隊との演習に参加するようで、地中海とインド洋で数カ月間を過ごすことになります。

 ピョートル大帝キーロフ級原子力ロケット巡洋艦(プロジェクト11442)の4番艦にして、現在唯一稼動状態にあるキーロフ級。ロシア北方艦隊の旗艦を務め、海外遠征の実績も豊富な艦です。