同じアングルから見たF-2AとF-16E
F-2がF-16C block40をたたき台に作られていることは周知のとおりです。両機の機体における相違点を示すのには上部から見た画像・模式図がよく使われますが、F-2AとF-16Eをほぼ同じアングルから見た画像をHDD内で見つけたのでちょいとあげてみました。
(↑F-2)
(↑F-16E block60)
F-16Eが兵装(たぶん対地攻撃兵装)を搭載しているのに対してF-2Aは丸腰ですが、斜め下から見ても相違点があるのがわかります。機種のレドームの大きさとか胴体の下部とか。ちなみに写真のF-16Eはアラブ首長国連邦空軍の機体で、グラスコックピット化されたほかAESAレーダー、FLIRの搭載、JHMCSとAIM-9Xの組み合わせによるボアサイト攻撃能力の付与などがなされています。米空軍はF-16Cの改修で同等の能力を持たせられるとして導入は行わない予定です。F-2も今年からAAM-4を搭載するための改修が始まる予定ですし、いろいろと楽しみです。