ロシアとフランスは、再び"ミストラル"についての交渉を強化している

 以前、ロシアとフランスの間でミストラル級に関する意見の相違があり交渉が難航しているという事を書きましたが、フランス交渉努力を継続する方針のようです。(RIAノーボスチ)

 「いくつかの陽の瞬間にもかかわらず、契約は不確実なままです。」ロシア軍のソースは語りました。


 フランスはミストラル強襲揚陸艦に搭載されている電子機器の戦闘情報指揮システムZenith-9(SENIT-9)艦隊作戦指揮システムSIC-21をロシアへ給与することに難色を示していますが、一方でロシアは”ミストラルの全ての装置やシステムの移転”を主張しています。フランスは船体そのものの給与は全く問題ないとしています。

 ロシアはミストラル級を全部で4隻取得する予定で、最初の2隻はフランスとロシアの共同建造、最後の2隻はロシア国内で建造される予定。なお、最初の2隻のミストラルは太平洋艦隊へ配備される予定