PAK FA一般公開/PAK FA搭載のエンジン納入が確約される

 夜も遅いのでまずは簡潔に記事を書きたいと思います。
 もはや面白みのないニュースですが、8月17日にモスクワ航空ショーでPAK FAが一般公開されました。機密保持のため地上展示はなく、デモフライトのみでしたが、なかなか興味深い内容だったと言えます。

世界中でPAK FAちゃんとここまで接近してふれあえるのはここだけですよ!!

見ての通り、F-35や改修された殲撃10などと違ってダイバータレスではなく、現時点ではインテーク周りはダイバータを有するF-22と同世代となります。今後どうなるかは実物の一つですが、インテークの素材に配慮することでダイバータレス機並にRCSを低減できると言われてる事を考えるとこのまま就役するかもしれませんね。

 また、PAK FAのエンジンはサトゥールンAL-41Fターボファンエンジンを予定(現在のT-50はAL-31エンジンから一部流用したAL-41F1Aを使用)していますが、製造元のリューリカ(株式公開会社・科学製造合同”サトゥールン”)のCEOがAL-41をロシア空軍で就役する2015年までに引き渡すことを確約しました(ノーボスチ)。同社はTu-160のエンジンの復元に関しても国防省と意見交換を行っているとのこと。
 PAK FAは2015年にロシア空軍で就役し、2020年までにインド空軍へ引き渡されます。インド空軍へはインド向けにローカライズした機体が送られ、またロシア海軍でも艦載機型をSu-33の代替としてMiG-29Kとともに購入する計画があります。

 今日のところはひとまずこれで。

 あ、PAK FAといえばエスコンのアサルトホライゾンでの出演の噂もありますしね。個人的にはA-6なんぞいらんからSu-33をもっと早く出しておくれと・・・(Su-27を艦載機化するだけでもいいからさ!)
 Youtube動画がうまく埋め込めないのでリンク貼っておきます。新旧両方のコード試したんだけどなぁ・・・なんでだろ。