ロシア海軍太平洋艦隊旗艦巡洋艦”ワリャーグ”がバンクーバーに寄港

 巡洋艦ワリャーグ”は11月7日現地時間0700(GMT:1900)にカナダのバンクーバーに寄港しました。なお、バンクーバーへのロシア”連邦”艦の訪問は初めて(flot.com)。

(↑巡洋艦ワリャーグ”)
 ワリャーグは北緯49度15分,西経127度40分の地点でカナダ海軍の駆逐艦DDH-283 アルゴンキン”(HMCS Algonquin/イロクォイ級)のエスコートを受けました。まず両艦の間でVHF無線での交信が行われ、ロシア語と英語で歓迎のメッセージが交換されました。カナダ側は19世紀のロシア海軍提督であるクルーゼンシュテルンバンクーバーに立ち寄ったことを引き合いに出しながらワリャーグの訪問を歓迎しました。

 バンクーバー市民は11月9日と10日にワリャーグを見学することが出来ました。11日にはワリャーグバンクーバーを出港し、駆逐艦アルゴンキンが護衛を行いました。