億万年保存

 日本は日立製作所が、3cm角厚さ5mmの石英ガラス板内部に4.8キロビットのデータを書き込み、読み出すことに成功!
 仕組みは、石英ガラスの内部にレーザーで刻印したデジタルデータを、「石英ガラスを回転させながら、発光ダイオードを光源とする可視光を照射して複数の投影画像の撮影を行い、計算処理によって石英ガラスの断層画像を復元する」というもので、加速試験によれば、画像のコントラストが10%低下するまでに11万年、30%低下するまでに3億2千万年以上かかることが判明したらしい。
 「単純な原理」だから「遠い将来」に読み出し技術を容易に再現できるとも見込まれているらしいが、パイオニアとかボイジャーの後継でも作ってまた宇宙に飛ばす気か?
 こんだけ長い間情報を保存するとなると、もはやタイムカプセル位しか用途がないような。日常に使うにはコストとかの問題もありそうだけど、どの位の費用がかかってるのかしらね。個人向けなら、百年くらい保つ媒体で十分だわw。ハードディスクとかSSDの寿命を超える安価で個人にも扱いやすい媒体を希望。