SH-60J事故,再び

 12月8日午後7時35分ごろ、長崎県沖で海上自衛隊大村航空基地所属のSH-60J一機が着水したそうです。搭乗員3名のうち、現時点で生存が確認されているのは機長の北島久仁彦2等海佐(39)のみ。コパイの千場裕之1等海曹(24)と航空士の浅井千明2等海曹(41)が行方不明とのこと。北島2佐は右手を負傷しているとのこと。現在も海自と長崎海上保安部の航空機と艦艇が現場海域の捜索を続行中。
 防衛省によると、事故機は8日午後5時35分ごろに大村航空基地を離陸し、洋上で訓練を実施していた。事故機は、午後6時半に所在地を伝える通信を最後に消息を立つ。7時35分ごろに事故現場付近の海域で訓練していた別の海自ヘリが事故機からの緊急信号を受信し事故機と北島2佐を発見した。午後10時前には、長崎県伊王島灯台西方沖約25キロ付近で、長崎海上保安部の巡視艇が事故機の回転翼と無人の救命ボートを発見したため、回収。
 不時着水したヘリ搭乗員が生存できる確率は限りなく低いので、残念ながらコパイと航空士のお二方は