SONYとPanasonic、BDの容量を33.4GBに拡張する研究

 ソニーパナソニックBlu-rayディスクの容量を一層あたり25GBから33.4GBに拡張する新技術を開発した、と発表したようです。
 この技術は現行のBlu-rayダイオードを使っているため、現在のレコーダー、プレイヤー、ドライブなどを買い換えることなくファームウエアアップデートによって対応可能になるそうです。ハードウエアを買い替えなくてすむのはポイントですね。
 この変更が正式なBlu-rayの仕様に組み込まれるかどうかは時期を含めて未定。まあ、開発した会社が会社ですから、実装されてもおかしくはないですね。
 実を言うと私は光学メディア「使い易いねえ。ああいい時代になったもんだ」とか思って使ったことがないんですよ。そりゃねえ。テープよりは便利ですよ。バックアップメディアとしての話は置いといて、テープはランダムアクセスできないじゃないですか。あれがいかに不便か。そして、ランダムアクセス性はHDD>光学メディア なんですよね・・・・。CD-ROMだとかDVD-ROMはインストールメディアとしては超絶便利で大容量ですし、DVD-RとかDVD-RAMはバックアップにも便利ですよ。でも、容量が33.4GBに拡張されたからと言って別に光学メディアを使いたいとは思いませんね。昔ならいざ知らず、そこいらの量販店でも1TBのHDDが一万円台で買える時代ですよ。ランダムアクセス性にも劣る光学メディアを進んで使う気にはなれないわけですよ。
 ただ、バックアップメディアとしてのアドバンテージは変わるでしょうね。両面2層のディスクなら66.8GB入るわけですから。バックアップ用のメディアなら容量が多くて文句はありませんから。それに、HDDと比べて保存性も優れてるでしょうしね。ただ、この容量拡張によってBDの使い方が今までと大きく変わることはないと思います。映像用メディア、バック用メディア、あるいはゲーム用などが精精だと思います。
 非常に参考になるので、スラッシュドットジャパンへのリンクへも張っておきます。 
http://slashdot.jp/hardware/article.pl?sid=10/01/08/0335200