第4世代型攻撃型原潜(SSN)プロジェクト885(ヤーセン型)1番艦セヴェロドヴィンスクは5月7日に進水!(予定)

 ついに、ロシアが起工した最新鋭攻撃型原潜プロジェクト885(ヤーセン型)の1番艦セヴェロドヴィンスクが今年5月7日に進水するようです。当初は「2004年、遅くても2007年までには竣工」とされており予定の遅延が目立っていますが、ようやく進水の目処がたったようです。本艦はセヴェロドヴィンスク市の工場「セヴマシュプレドプリャーチェ」で建造されていました。「セヴェロドヴィンスク造船所は、戦勝65周年に当たり、祖国へ素晴らしいプレゼントを用意しました。
5月7日、セヴマシュの船台で最新原子力潜水艦セヴェロドヴィンスクの進水記念式典が開催される予定です」と建造している造船所の代理人は語りました。粋ですね!彼によれば、すでに同艦はてのシステムの設置を完了し、絶縁・塗装中とのこと。

 ヤーセン型はソ連初の原潜K-3(プロジェクト627・ノヴェンバー型)から数えて第4世代目にあたる攻撃型原潜です。ロシア海軍はヤーセン型を「敵が沈められて初めて存在に気づく原潜である」と静粛性の高さを強調しています。セヴェロドヴィンスクはP-100や新型魚雷を装備し、対潜ミサイルは81R、86Rから91RE1へと完了以降される予定。従来の攻撃型原潜と巡航ミサイル原潜の役割を兼任する性格をもつ原潜と言え、それ故に「多用途攻撃型原潜」と呼ばれる。

 今は時間があまりないのでここで置いておきますが、明日詳しく記事に書きます。