「PCC-772 天安」沈没の続報

 本日3本目。韓国の哨戒艇「天安」が沈没の続報です。この記事を書いている途中にFirefoxが異常動作を起こし、最後の2行を書き上げるばかりになっていた記事がふっとんだので、いささかげんなりしています。更新が少なくとも10分は遅れた。手がつかれた。やる気が無くなった。じゃあやめろよってね。でもこの記事書いてる時点で、この事を報道してるサイトが見た限り無かったから仕方がない。

 やる気が無いなりに行くと、本日1745時のMBSニュースで沈没した韓国海軍のコルベット「PCC-772 天安」の艦長が「艦尾付近で爆発があった」という趣旨の証言をしていたとのこと。彼によれば、爆発と同時に電力の供給が絶たれたため上甲板に出て目視で艦尾方向を確認したところ、既に艦尾付近は見えなかったそうです。

 李大統領は26日に続き27日も安全保障関係閣僚会議を招集し人命救助を最優先するよう指示し、「あらゆる可能性を念頭に、迅速かつ徹底的に真相を究明する必要がある」と語ったという。同会議では北朝鮮軍の動向に異常がないことも報告され、韓国政府は日米を含む6者協議関係国に状況を説明し情報交換を行う方針らしい。

 沈没海域は水深20m〜30mなので潜水艦による雷撃は考えにくく、韓国海軍によれば当時付近に北朝鮮艦艇の存在は確認されていなかったとのこと。また「潮流も速く、機雷設置も難しい場所だ」とし北朝鮮による攻撃の可能性は低いとの認識を韓国政府は持っているらしい。「詳しい原因を探るためには、船体の引き揚げが必要で、時間がかかりそうだ」とも語った。潮流が早いということは、引き上げに時間がかかるということでもありますから。一方で韓国政府は27日、地方公務員も含めた全公務員に非常待機を指示した。北朝鮮メディアは27日午前現在、今回の事故について何も触れていという。これが「北朝鮮が原因だと見られる」と報道されてたら積極的な報道をしていたかもしれませんが。

 沈没の原因は弾薬・装薬への引火・爆発だと見られる。