ロシア黒海艦隊旗艦親衛ロケット巡洋艦"モスクワ"は出航する

 多分。いつにもまして機械翻訳の精度が悪かったので。毎度おなじみFLOT.comの記事です。
 
(スラヴァ級)
 以前、モスクワがヴォストーク-2010に参加すると書きましたが、モスクワはそれに向けて出港したようです。
 ロシア黒海艦隊旗艦である親衛ロケット巡洋艦"モスクワ"は極東で行われる実地戦略演習"ヴォストーク-2010"参加のため母港セヴァストーポリを出港したようです。モスクワはロシア太平洋艦隊の母港ウラジオストクを最終目的地として約半年間の航海を行うことになります。途中地中海でイタリア、フランス海軍と合同演習を行い、インド洋ではロシア空軍戦略爆撃機(Tu-95)と共に対艦ミサイル(P-1000)発射訓練やインド海軍との合同演習を実施します。そして最終目的地である極東のウラジオストクに到達し、かの地でロシア太平洋艦隊旗艦"ワリャーグ"御一行と揃って演習を行います。スラヴァ級2隻が揃って演習に参加するのは初めてです。ロシア北方艦隊旗艦"ピョートル大帝"も演習参加のために出港しましたし、ロシア海軍は動きを活発化させているようです。

 FLOT.comの記事ではモスクワが他にどんな船を伴って行ったのかは不明ですが、以前に記事では"船を伴って"と書かれていましたし、大遠征なので何らかの船を伴っているのは確実でしょう。恐らく給油艦イワン・ブブノフ(ボリス・チリキン型)と救助曳船シャフテル(シルヴァ級)がお供しているでしょう。シャフテルはロシア黒海艦隊で最大の救助曳船です。

 親衛ロケット巡洋艦"モスクワ"はスラヴァ級(プロジェクト1164)1番艦(ソ連崩壊後に"スラヴァ"から改名)。スラヴァ級のロシア国内での愛称はアトラント。現在ロシア海軍ではスラヴァ級は3隻在籍していて、北方艦隊の"マルシャル・ウスチノフ"太平洋艦隊の"ワリャーグ"黒海艦隊の"モスクワ"です。"マルシャル・ウスチノフ"以外は艦隊旗艦を務めています(北方艦隊旗艦はピョートル大帝)。スラヴァ級は対艦ミサイルP-500/P-1000を最大16発搭載し、艦隊防空用のS-300Fを64発(8連装VLS×8)搭載するなど強力な武装を有する。

 にしてもロシア・ソ連海軍報道・情報管理部機動六課の管理人シア様はどうされたのでしょうか。用事なのか体調が原因なんのかは分かりませんが心配です。