ロシア海軍黒海艦隊旗艦モスクワは5月26日にウラジオストク方面に到達した

 秋幸華(チゥ・シンファ) 様のコメントにもありましたが、ロシア海軍黒海艦隊旗艦の巡洋艦モスクワは無事極東に到着しました(flot.com英語版)。母港のセヴァストーポリから各種演習もこなしつつ航海したことになります。

 極東の沿海州ウラジオストク方面にモスクワが到着したのは26日の朝(水曜日)。とりあえずStrelok湾に投錨し、正午には重原子力ロケット巡洋艦ピョートル大帝の横に停泊したようです。モスクワと大帝閣下のツーショット・・・・・・まさか現実になるとはね。Strelok湾には大型の軍艦の停泊に対応する施設が存在しており、支援設備も万全とのこと。

 「モスクワ乗員の休息の後に、太平洋艦隊/北方艦隊/黒海艦隊の軍艦は演習のために日本海へ向かうでしょう」と太平洋艦隊のスポークスマンは語りました。

 ヴォストーク-2010の期間はいまだ公表されていませんが、北方艦隊のピョートル大帝黒海艦隊のモスクワ、そして太平洋艦隊からはワリャーグと大型艦船が揃って参加です。冷戦中はキーロフ級/スラヴァ級とともに日本人に恐れられたキエフ級空母のミンスクも今や太平洋艦隊にはなく、アドミラル・クズネツォフも動かない今となっては実働状態にあるロシア海軍屈指の大型艦のほぼ全てが極東にやってくることになります。というか、もう揃いましたね。そして秋幸華様も仰っておられますが、なんと大艦隊の旗艦が3隻も集結するわけです。騒げと言う方が無理です・・・・・USNavyの旗艦ならいざ知らず。

 さて、極東到着が26日なら統合幕僚監部からの発表も有っただろうと覗いてみると・・・ああ、ありましたね。まさか統合幕僚監部の資料で「スラバ級」の文字を目撃する日が来るとは・・・・感涙モノです。確認したのは隊第7護衛隊DD「きりさめ」とのこと(むらさめ型護衛艦)。まったりと22日の午前9時頃に対馬海峡を北上し、24日に発表されています。で、お楽しみの高解像度写真。

 そういやアルター志津香より1週間早くStrikerSシャマル(子犬もとい狼のザフィーラつき)が発売されておりました。そして今0:05。日本でiPad発売です。アルターAppleロシア海軍の勇敢なる将兵に敬意をあらわしつつ。