SLBM"ブラヴァー"の打ち上げ失敗は二段目のノズルにあると明言された

久しぶりの更新になりますが、ヴォストーク-2010の記事は途中からグダグダになったのが残念でした・・・・・反省終わり。

 ロシアが就役を急ぎ目指している新型SLBMブラヴァー」(ブラバー)が現在試験を中止していたのは周知のとおりですが、試験失敗の原因がミサイル二段目のノズルにあったことが改めて強調されているようです。(flot.com)

 特別委員会に報告された内容によれば、最後に行われた2009年12月9日のブラヴァー打ち上げが失敗した原因はミサイル2段目のノズルにあると明記されているようです。ノズルの不具合の原因は製造上の欠陥だと正式に報告されました。

 2009年12月9日の試験失敗に関する報告書は今年5月30日に発表されていますが、「包括的な評価」はまだ行われているとのこと。現状ではミサイルの試験を行うことは出来ず、8月に入ってからミサイルの凍結を解く見通しのようですがだからといってすぐ試験に入れるわけでもないでしょうし、第一5月下旬頃に「次回のテストは11月頃行う」と報じられています。何れにしても今年の就役は些か無理があるでしょう。ロシア海軍首脳部は今年の夏頃には就役させたい意向だったのですが・・・・まあ仕方ありませんね。ロシア国防相アナトリーセルジュコフは「技術的エラーを識別するために注意深い制御が必要だ」と述べています。ブラヴァー打ち上げテストは今までに12回行われ、5回成功しています。なお、ロシア連邦宇宙庁長官アナトーリー・ペルミノフは「12〜14回の発射テストの後、海軍にブラヴァーを供給できる」と発言し、米トライデント?が19回の地上発射試験と9回の潜水艦発射試験の後に配備された例を引き合いに出したことがありました。

(↑ユーリー・ドルゴルーキー”)

新型潜水艦発射型弾道ミサイル(SLBM)"ブラヴァー"(NATO分類呼称:SS-NX-30)はこれからのロシア海軍戦略核戦力の基礎になるミサイルであり、新型の戦略原潜”プロジェクト995”(ボレイ級)に搭載されますが、テストはプロジェクト941(タイフーン級)の6番艦を改造したTK-208(プロジェクト941UM)で行われています。当初の予定で6月に行う予定だったテスト(中止若しくは延期)ではTK-208と共にプロジェクト955 1番艦”ユーリー・ドルゴルーキー”も使用される予定でした。1段目と2段目は固体燃料推進、3段目は多弾頭ブロックの突入段階の機動に必要な速度を確保する為液体燃料が使用されます。高度および飛翔コースの飛行弾道を変える事が可能であるとされ、個々に誘導される6〜10個の極超音速機動核弾頭を搭載可能。更には低高度飛行特性も持つとされ、発射重量は僅か36.8t。最大射程8,000キロメートル、性制御システム装備、弾頭重量(ペイロード搭載量)1,150キログラム、ンテナから射出時の長さ12.1メートル、弾頭部を除いた長さは11.5メートル。

 ところでVivid2巻を買いに行った時のことですが、ゲーマーズでは1000円以上なのは関連グッズを買うとクリア栞が4枚もらえます。ザフィーラ筋肉ムキムキぇ(カテゴリを2つ以上付けられるのに初めて気づきました)