ハバロフスクの国境警備隊に新型国境警備艇が配備される

 2010年9月4日、ハバロフスク国境警備隊の新しい巡視艇Огонек型が配備されたようです。(flot.com/vostokmedia.com)

 この国境警備艇は近年ハバロフスクで建造された4番目の警備艇だということです。従来型(ハバロフスクにあるものならスヴェトリャク型、ポーク型警備艇でしょうがこれらの艦について詳しいことは知りません)との大きな相違点は冬の水が凍結した状態でも行動可能な点だそうですが、砕氷が可能と言うほどのことなのかはわかりません。国境警備隊の艦艇については(というかロシア海軍に関しても格別な知識を持っているわけでもないのですが)殆ど知らないのですが、クリヴァクIII型などではない新造艦は氷海での作戦行動能力は今までなかったのでしょうか。予算や建造当時の技術の関係上砕氷能力を持たせることが出来なかったのか、どうなのか・・・・どこぞの主人公のごとく無責任ですがこの点については”知りません分かりません”です・・・・。

(↑無責任といえばこの男)
 公開情報によると排水量95トン、500マイルの作戦行動範囲、最大で40km/h(約 22ノット)を発揮することが出来るとのことです。乗員は18名?(多分)。

 ロシア国境警備隊艦艇はロシア連邦保安庁(FSB)所属ですが、、現在近代化を進めており、これもその一環のようです。

 追記:国境警備隊用のクリヴァクIII型はロシア海軍のクリヴァク型フリゲートをベースに新造した対一撃離脱密漁船用の警備艇だということです。海軍では採用されていません。(コメント欄も参照)