大型対潜艦”アドミラル・ヴィノグラードフ”はセイシェルに寄港する

 お久しぶりです。再び記事を書ける状態になったので続きを。

 Flot.com:大型対潜艦”アドミラル・ヴィノグラードフ”はセイシェルの首都を訪問する

 太平洋艦隊の大型対潜艦”アドミラル・ヴィノグラードフ”は3月11日にセイシェル共和国のヴィクトリアを公式に訪れるとロシア海軍のスポークスマンはRIAノーボスチに語りました。

 「セイシェルでの三日間の滞在の間、船は水と食料の補給を受けるでしょう。乗組員には上陸する機会もあるでしょう。」彼はいいました。
 海軍当局は公式訪問の後、船はさらなる警戒と対海賊掃討作戦のためアデン湾での活動を続けると述べています。


さぁ上陸までがんばって!

 ウダロイI級(プロジェクト1155)10番艦の”アドミラル・ヴィノグラードフ”は現在アデン湾での海賊掃討任務に就いています。2010年12月22日にアデン湾に到着しています。これらの(太平洋艦隊由来としては五番目)第九次対海賊派遣部隊は対潜艦ヴィノグラードフ、補給艦”ペチェンガ”、遠洋タグボート”MB-522”の三隻から成ります。ヴィノグラードフは搭載する二機のヘリコプター(Ka-27)による継続的な海域パトロールを行っています。なお、ヴィノグラードフは第二次派遣隊に、ペチェンガは第七次派遣隊にも参加しています。太平洋艦隊以外からは現黒海艦隊所属のネウストラシムイ級1番艦ネウストラシムイなどが参加しています。

 セーシェル共和国はアフリカ大陸東岸1700km沖のインド洋上の国です。首都”ヴィクトリア”がが寄港する都市でかつては仏領、後に独立までは英領となっています(この時付けられた首都の名前が現存しているのでしょう)。観光が主要産業ということなので乗組員たちには嬉しい休養となるでしょう。