ロシア海軍太平洋艦隊の艦は津波の時どうしたのか

 ”東北地方太平洋沖地震”は津波で日本に大きな被害をもたらしましたが、一方でロシアでも津波の影響を避けるため(クリル諸島ではなく大陸の)一部地区の住民も避難を余儀なくされました。その時、太平洋艦隊の艦はどうしていたのでしょうか?

 どうやら、ピョートル大帝湾やさらにその中にあるウスリー湾に艦を退避させていたようです(flot.com)。
 「艦隊の主要な基地であるウラジオストクは無事」「津波は何ら太平洋艦隊を脅かすものではない」とは政府機関の談。

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(↑ピョートル大帝湾付近)
 ピョートル大帝湾を半島で区切ってウスリー湾があるわけですが、ひとことで言うと「艦をウラジオストクへ退避させた」訳です。外洋に居なければ被害をうけることはまず有りません。クリル諸島やサハリンでは90cmの津波を観測したそうです。