SO-03D/Xperia acro HDにICS

 どこを見渡しても、都会のお店や入荷数の少ない田舎のお店だとXperia NX・Xperia acro HDが品薄な状態が続いています。一方で「(端末の筐体が)ベコベコしてる」「発熱で液晶が黄色くなる」など問題も報告されていますが、日本限定「Sony Ericsson」の新しいXperiaは上々の滑り出しです。

 一方でAndroid端末に付きまとうOSバージョンアップの問題。過去にはシャープがIS01で、(ドコモからアップデートを配布しない要望があったとはいえ)ソニエリがSO-01B(日本での初代Xperia)でやらかしています。その後シャープは003SHや005SHで2.2→2.3へのアップデートを敢行するなど努力を重ねていますが、IS12SにしろSO-03Dにしろ一部の方々にとってAndroid4.0(ICS)の配信の有無は大いに気になるところです。Xperia NXの方は、海外のXperia SがICSへのアプデを確約しているのでさほど心配はありませんが。

 ここで、ドコモはAndroid4.0になる18機種を発表しました。詳しくはリンク先を見てもらうとして、リストの中にはXperia acro HDが入っています(もちろんNXも)。
 ひとまず安心というところでしょうか。
 次に目を引くのが「REGZA Phone T-01D 」です。ちゃんとアップデートできるのかな・・・などと不謹慎なことを思いつつ、リストを眺めると国産の端末、いわゆるガラスマが多く含まれているのがわかります。NECパナソニック、あの富士通東芝REGZA PhoneもArrows Xも未来に行けるようです。OSのアップデートではすでにシャープが頑張っていたのは上で書いたとおりですが国産の端末も安心してアップデートを期待できるようになったのは嬉しいところです。
 一方でXperia arcやacroはこのリストには含まれていません。海外版arcの方はICSアップデートが確実ですが、これまたドコモの要望なのかこのリストには含まれていません。そもそも日本独自端末のacroは海外版が存在しないのでどうしようもありません。無理矢理だったSO-01Bのアップデートの時と違って端末のスペックに比較的余裕のあるであろうarcくらいはちゃんとアップデートを配信してもらいたいものです。多分SO-01Bの2.3アップデートの時のような言い訳はできませんよドコモさん。acroの方も同時にアップデートしてもらいたいですが。あくまで現時点ではarcもacroも「検討中」とのこと。
 一部地域で始まっているGalaxy系列へのICS配信では、不具合が見られているのでGalaxy SIIとSII LTEへのICS提供に遅れが出る可能性があります。Galaxy SへのICSはSO-01Bの時と同じ言い分で提供しないつもりなんですかね・・・。