北方艦隊はバレンツ海で巡航ミサイルの発射を行った

 Flot.comによると10月4日にロシア海軍北方艦隊は戦闘訓練の計画に従ってバレンツ海中央部の標的に8発の巡航ミサイルを発射したとのこと。

(↑ピョートル・ヴェリーキイ)
 標的は60〜400kmの距離に設置され、首尾よく破壊に成功したとのこと。ミサイル発射は洋上部隊と陸上部隊が様々な種類の敵水上艦に対して攻撃を行うテストとして実施され、異なる距離にある標的をそれぞれが攻撃したとのことです。発射された巡航ミサイルの内訳については、P-700”グラニト”巡航ミサイルが潜水状態のオスカー2型巡航ミサイル原潜(949A型)K-266"オリョール"及びK-119"ヴォロネジ"から2発と洋上の重原子力ミサイル巡洋艦"ピョートル・ヴェリーキイ"から1発発射されました。さらに水上打撃部隊から、駆逐艦から2発の"モスキート"ミサイルとナヌチュカ3型小型ミサイル艇"アイスベルク"と"ラースヴェット"から2発のP-50"マラヒート"がそれぞれ発射された。陸上からは"リダウト"戦術対艦ミサイル"1発が発射されました。