日没前の部分日食など

 1月15日の日没前に西日本で部分日食を見ることができます。この日食はインド洋方面で金環食となるもので、日本では西日本でしか見ることが出きず、しかも欠けたまま太陽が沈む日入帯食となります。
 西に行けば行くほど条件は良くなり、沖縄では日の入りに食の最大を迎えます。(それ以外の場所では食の最大を迎える前に日没)いずれにしろ、低空の観測を行うことになるので地平がなるべく開けた場所が有利です。また、低空の雲も気になるところです。もうちょっとで見えそうなのに低空の雲に邪魔された、なんて事もありましたしね。完全な曇天で全く見えなかった時もありましたがw。
 あーそうそう。部分日食では、太陽の見かけの光度はほとんど変化しないので日食メガネなりソーラーフィルターなりを使用しましょうね。カメラ用の減光フィルターは赤外線を透過するので眼視で使わないようにしてくださいね。
 ちなみに、今回の金環日食は今千年紀(2001-3000年)では最長の継続時間となるそうです。最長の金環食継続時間は11分4秒です。
 具体的に西日本ってどこよ?って人はこちらを参照してください。
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