軍事

ロシア空軍のMiG-31は2028年までは現役にとどまる

RIAノーボスチの記事によると、MiG-31は少なくとも2028年までは現役に留まるとのこと。 (MiG-31) Su-35や新しい兵器の到来により空軍は長距離要撃という任務を担うMiG-31の改修か新型機の導入を迫られているとのこと。MiG-31迎撃戦闘機は少なくとも2028年…

2013年モスクワエアショーでのPAK FA

MAKS 2013(国際航空宇宙サロン)、通称”モスクワエアショー”が今年も8月27日から9月1日にかけて開催されます。ロシアが開発中のPAK FA(前線空軍向け将来航空複合体)のスホーイT-50は2010年に初飛行を果たし2011年にMAKSにデビューしている。 (↑スホーイ T-50…

ロシア空軍とフランス空軍は合同演習を行う

RIAノーボスチによればロシア空軍とフランス空軍はニジニ・ノヴゴロド地域やトヴェリ地域で共同戦術飛行演習を行うと国防省のスポークスマンであるイーゴリ・クリモフ空軍大佐は語ったとのこと。「8月19日から22日まで州飛行要員トレーニングセンターおよび…

韓国は3000t級の潜水艦建造を検討する

中央日報の記事によると、韓国海軍は2020年までに3000t級の通常動力潜水艦の保有を行う意向であるとのこと。 韓国海軍関係者は4日、「2020年から2030年まで順次3000トン級潜水艦9隻を確保するという計画が国防部を通過した。1月に設計に入った」と語ったとの…

2013年初のブラヴァーSLBMの発射は9月に行われる

「2013年初の”ブラヴァー”ミサイルの発射は9月に戦略原潜アレクサンドル・ネフスキーが9月に行う」とセヴマシュ最高経営責任者のМихаил БудниченкоはRIAノーボスチに語りました。 「9月に一度アレクサンドル・ネフスキーからブラヴァーを発射することが計画…

中国に1隻目のポモルニク型エアクッション揚陸艇が到着(ポモルニクの運用を考える)

サーチナ及び中国網日本語版によると、5月28日にウクライナから購入したポモルニク型エアクッション揚陸艇(958型)が広州の港に到着したようです。ポモルニクは中国に出荷される前に1ヶ月の洋上航行試験を経たとのこと。 このポモルニクの購入については2010…

韓国のKFX(韓国国産戦闘機計画)を考える

某2ちゃんまとめブログの記事によると、インドネシアは導入を検討していたKFX(韓国国産戦闘機計画)が頓挫しつつある状況を非難しているようです。韓国にとっては、練習機兼軽攻撃機であるT-50”ゴールデンイーグル”に続く計画でステルス戦闘攻撃機を製造し…

ロシア軍とキルギス軍は合同で対テロ訓練を行う

ロシア軍の航空機が6月3日〜7日にキルギス共和国で行われる演習”Dostuk 2013”に参加するとのこと。(RIAノーボスチ) 参加するのは中央軍管区(CVO)の管轄下のカント空軍基地に所属する機体。このカント空軍基地はキルギスの首都ビシュケクの隣にあるカント市に…

ロシアは戦勝68周年の対独戦勝記念パレードを行った

今年も例年通り、ナチスドイツとの間で1941年〜1945年にかけて行われた大祖国戦争(いわゆる独ソ戦)に勝利したことを記念した対独戦勝記念パレードが行われました。今年で戦勝68周年になります。 (↑セルゲイ・ショイグ国防相を歓迎する兵士たち) 5月9日の戦勝…

北朝鮮、”ムスダン”ミサイルを発射予定か?

ここ最近不穏な半島情勢が続いていますが、先日北朝鮮の元山(ウォンサン)へ列車で複数の弾道ミサイルが運搬されていたことが判明しました。運搬されたミサイルはノドンより新しい中距離弾道ミサイルとして知られる”ムスダン”ミサイルと見られています。 北朝…

中国の海洋権益を担う組織の機構改革が行われる

中国の全人代(全国人民代表大会)で国家海洋局の権限強化や悪名名高き鉄道省の解体などを含んだ機構改革が提案され、全人代の閉幕までに承認される見通しだということです。産経や朝日など各社が報じていますが、特にこの機構改革が海洋権益にどういう影響…

中国海軍のフリゲート艦がレーダーを照射する事案が発生

などと不審者の目撃情報なら報道されるところでしょうか。各所でも既報の通り、中国海軍のフリゲート艦が海上自衛隊の護衛艦及び艦載ヘリに火器管制用レーダーを照射する事件が発生しました。 防衛省の報道資料によれば、1月30日に海自第七護衛隊の護衛艦”ゆ…

日本は潜水艦技術のオーストラリアへの提供を検討する

朝日新聞の報道によると、日本の防衛省はそうりゅう型潜水艦を始めとする日本の潜水艦建造技術をオーストラリアへ提供することを検討しているとのことです。 (↑そうりゅう型潜水艦) オーストラリアが日本のそうりゅう型潜水艦を購入する意向を持っている、と…

ロシア海軍は2020年に北極海向けの支援艦艇の建造を開始する

やや旧聞に属しますが、1月2日付の記事でRIAノーボスチはロシア国防省が2020年頃に北極海での作戦行動が可能な補給艦などの支援艦艇の建造を行いたいと考えている旨を報じました。 既存艦の代替として新型支援艦をUnited Shipbuildingから調達することを海軍…

2012年末までにボロネジでSu-34を運用する部隊が組織される

RSAノーボスチによると、今後数日間でSu-34を装備する部隊のためにボロネジへSu-34が移動するとのこと。 (↑Su-34) ボロネジの空軍基地(恐らくボロネジ近郊のVoronezh Malshevo)にSu-34戦闘攻撃機の第二陣が2012年12月下旬から配備されると西部軍管区のア…

米海軍が無人ミサイル艇からのミサイル発射に成功

Engadget(日本語版)によると、米海軍は海上のドローン兵器(無線操縦無人機)からのミサイルの発射を始初めて行い、成功したとのこと。  (↑”Protector”) こういった無人艇をメーカーのRafael Advanced Defense Systems(イスラエル)は”USV(unmanned surf…

ロシア海軍の近未来の展望について

flot.comによると、国家武器調達プログラム2011-2012において北極海での作戦行動可能な原子力艦と北方の沿岸域で作戦行動に従事する艦船の調達を盛り込んだことをロシア海軍の開発計画部長のVasily Lyashok少将が明かしたようです。 「私たちは北極海方面で…

米韓ミサイル指針見直しで、ミサイルの射程は800kmまで延長

韓国の保有する長射程ミサイルの性能を制限する、米韓間の覚書である”米韓ミサイル指針”を改定・緩和することが各所で報じられています。 そもそも、”米韓ミサイル指針”(ミサイル協定とも)は北朝鮮側を韓国が無闇に刺激することを避け、韓国の弾道ミサイル…

キルギスの空軍基地の使用を20年延長することでロシアとキルギスが合意

キルギスを訪問中の露プーチン大統領は、キルギスと5億ドル(4億8900万ドル)のキルギスの対露負債の免除と引き換えにロシアの軍事基地の使用期間延長について合意したとのこと。(flot.com) 国家元首の面前で署名された、キルギス国内のロシアの軍事基地(…

ロシア海軍太平洋艦隊は日中の尖閣諸島問題に関する特別な命令を受領していない

日本と中国の尖閣諸島に関する対立を待機状態でモニターしていたロシア海軍太平洋艦隊が、現状における尖閣諸島に対する太平洋艦隊の対応について発表を行ったようです。(RIAノーボスチ) (↑”海監27”) 中国の巡視船”海監51”と”海監66”及び”海監50”・”海監…

韓国海軍、独島級揚陸艦の2番艦を導入へ?

向こうのお国は懐事情が苦しい上に、このきな臭い情勢なので口だけの威嚇(あるいは妄想・勘違い)の可能性もありますが、韓国海軍は以前に計画を凍結していた独島級揚陸艦の2番艦を建造する予定だということ。(U-1速報/TV朝鮮) (↑”独島艦”の勇姿) 独島級2…

3隻目の改キロ級(プロジェクト06363)が起工される

FLOTPROMによるとキロ級潜水艦(ワルシャワンカ級/プロジェクト877)の近代化新規建造型である”改キロ級”(プロジェクト06363)の3番艦がアドミラルティ造船所で8月17日に起工されるとのことです。 起工されるのはスタールイ・オスコルに因んだ艦前を持つ”ス…

An-124”ルスラン”輸送機のエンジン近代化計画

An-124はアメリカのC-5輸送機に相当する東側の機体で、登場以前は技術的困難からこの種の大型輸送機に必要な高出力・高バイパス比のエンジンのジェットエンジン開発が行えなかったためAn-22がその任にあたっており、より大型の輸送機としてAn-124が1980年台…

ロシアン・ナイツをエスコートするイラン空軍のF-14が目撃される

F-14といえばトップガンで有名なあの戦闘機でAIM-54”フェニックス”を利用した艦隊防空任務を負う艦上戦闘機として知られており、かつて日本のF-XにおいてもF-15と次期主力戦闘機の座をめぐって争い、ゴルゴ13でもその事実をネタに登場し、F-15に模擬戦闘で圧…

インド空母”ヴィクラマーディティヤ”は白海での海上試験を終えた

イタル・タス通信によるとインド海軍の航空母艦”ヴィクラマーディティヤ”(旧”アドミラル・ゴルシコフ”)は行われていた海上試験を成功裏に終えたとのこと。 (↑ソ連海軍時代の”ヴィクラマーディティヤ”) 改造を担当しているセヴマシュによると”6月8日に開…

セヴァストポリ級(ロシア向けミストラル級)3・4番艦建造の契約締結に問題はない

Rosoboronexportの取締役のAnatoly Isaikinはロシアがフランスと共同建造するミストラル級強襲揚陸艦の3・4番艦の建造に関する契約締結に関して何ら問題は存在しないと強調しました(flot.com)。 「プロジェクトは計画に従って進行しており、協議も順調です…

ロシア戦略ロケット軍は新型弾道ミサイルの試射に成功した

RIAノーボスチの記事によると、新型弾道ミサイル(ICBM)のプロトタイプがアルハンゲリスク地方のプレセツク宇宙センターから発射されたとのこと。 「模擬弾頭はカムチャツカ半島の射爆場に着弾しました」戦略ロケット軍の代表者のヴァディム·コバールは述べ…

ウクライナ海軍唯一の潜水艦”ザポリージャ”は修理を完了した

ウクライナ海軍海軍がソ連崩壊後にロシア海軍黒海艦隊から譲り受けた潜水艦”U-01 ザポリージャ”の修理が完了しました。(flot.com)今回の修理は黒海艦隊の第13艦船修理工場でロシア海軍の協力の下で実行され、2009年頃から修理が行われていたものですが、ザポ…

ロシア海軍は財政上の理由で予備役のタイフーン級戦略原潜を近代化しない

Flot.comによれば、ロシア海軍は財政上の理由で残存する3隻のタイフーン級(プロジェクト941)のうち試験艦に転用されるTK-208”ドミトリー・ドンスコイ”を除いたTK-17”アルハンゲリスク”とTK-20”セヴェルスターリ”の近代化を断念するとのことです。 (↑タイフー…

現時点で中国はSu-35を購入しない

RIAノーボスチの記事によると、ロシアの一部メディアの「ロシアは中国に48機のSu-35を40億ドルで売却する」という報道を中国は否定しました。 「中国とロシアが48機のSu-35を購入するという契約を締結したという事は事実の基礎を欠いています。」中国国防省…